4月以来、長い間、このブログが途絶えてしまいました。最初にこのブログを始めたとき、更新は不定期で・・と書きましたが、それにしてもブランクが長すぎました。
反省・・。
さて、先日神戸の友人に会いに行ったら、ジャズのライブハウスに連れて行ってくれました。北野坂にある「ソネ」というところで、<HP:http://kobe-sone.com/index.html>
当日は生田さち子さんのピアノトリオにボーカルの石田裕子さんが加わって、しっとりと、豊かにジャズの名曲が演奏されました。ジャズの生演奏を聴くのは2年ぶりくらいで、久々にその醍醐味を味わうことができました。
友人にもその後メールに書いたのですが、音楽というのは、たった一つのフレーズや、さらにはたったの1音でも人を感動させることができるものだと思ったりします。村上春樹が「ポートレイトインジャズ」という本の中で、エラフィッツジェラルドというジャズボーカルの超有名な人とオスカーピーターソンというこれまた超有名なピアニストが演奏した「思い出の種」という曲のワンフレーズを「小説なら文句なしに直木賞をあげたい」と評しましたが、よくわかるような気がします。
スピッツの草野さんは「バスの揺れ方で人生の意味が分かった」<運命の人>と歌いましたが、そこまで凄くなくても、ジャズの曲を集中して聴いていると、いたるところに、しみじみいいなあと心の方向を変えてくれる音に出会うことができます。